登録販売者の就職先は、「ドラッグストア」・「薬局」が最も多く、特に全国規模の店舗展開をしているチェーン店で求人が多くあります。
最近では、医薬品販売を行う「コンビニエンスストア」・「ホームセンター」・「家電量販店」・「スーパーマーケット」・「ディスカウントストア」などが増えており、需要も高まっています。
ますます活躍の場が拡がる登録販売者として、自分に合う業種や職場を選びましょう。
- ドラッグストア・薬局
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最も多い就職先であり、人気の高い就職先です。ドラッグストアでは、全国に数百店舗を展開する成長著しい企業も多く、安定した就職先と言えるでしょう。
調剤のみを行っていた薬局でも、近年はOTC医薬品を多く取り扱う店舗が増えてきている傾向にあります。海外からのお客様呼び込みを積極的に行っている企業や店舗の所在次第では、語学が活かせる職場もあります。
新規出店が多いことから、店長(店舗管理者)候補の求人も多く、エリアマネージャーなどキャリアアップができる環境があることも魅力です。そのため、正社員採用の求人が多くあり、これまでの経験を活かして就職先を探される方にはオススメです。
- コンビニエンスストア
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コンビニエンスストアは、登録販売者の就職先で最も新しい職場と言えるでしょう。地域に展開している既存薬局とコラボした店づくりを行っているコンビニエンスストアもあり、これからますます医薬品取扱いの店舗は増えると言われています。
- ホームセンター・家電量販店・スーパーマーケット
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医薬品コーナーを設置する大型ホームセンターや家電量販店が増えています。特徴としては、基本的に医薬品コーナーに常駐し、医薬品のみを販売することが多いです。スーパーマーケットでも24時間営業の店舗が増え、コンビニエンスストア同様、緊急に医薬品を求められる方への販売と相談受付業務が求められています。
- ディスカウントストア
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スーパーやホームセンターと同じく、店舗内の医薬品コーナーでの勤務となります。企業によっては、深夜までの営業や24時間営業の店舗もあります。ドラッグストアと同じく、企業や店舗の所在によっては、語学が活かせる職場もあります。